S.T.様は、先日、オンラインヒプノセラピーを受けてくださいました。
セラピールームは、コロナ禍をきっかけにオンラインヒプノセラピーへ特化しました。そのため、ヒプノがはじめての方でも初回からスムーズにヒプノに入っていけるようにと考えて、予めルートシステム制作の『ヒプノグラウンディングCD』(もりのこだま)を聴いていただくことをお願いしています。
このCDは、途中で眠ってしまう方が続出していて、なかなか最後まで聴くことが難しいようです。特に夜に聴くと、ほぼ100パーセント眠りますので、昼間に聴くことをお勧めしています。それでも、寝落ちする方が多いようです(苦笑)。
S.T.様も、最初の2回は眠りに落ちたそうです。その後、こんな感想を送ってくださいました。ご自分の根幹を支えている目に見えないものに触れたのでしょう。どんなにつらいときでも、苦しいときでも、必ず、自分を支え見守る「何か」は存在しています。
S.T.様のご快諾の上、転載いたします。S.T.様、本当にありがとうございました。
S.T.様は、身がちぎれるほどつらく悲しい出来事を、ひたすら胸の奥に閉じ込め、絶望につながる暗く重たい感情たちが不用意に漏れ出さないように、鍵を何重にもかけてきました。そんな中で、ご自分をなんとか支え、そして周囲の人も支えて生きてこられました。本当に、ことばに尽くせないほど苦しかったはずです。
セラピーを終え、S.T.様のこれからの人生には、明るく澄んだ光が差し込んでくると私は確信しています。
昨日はCDを最後まで聞くことができました。今回は初回に比べて、自分の木まで遠いなぁと感じましたが、自分の木の下についた途端、木を抱きしめ頬ずりし、涙が流れていました。
CDで、木に腕を回して触ってみましょうと聞く前に、です。悲しい涙でなく安心して流れた涙です。
最後のメッセージは何もなく、文字通り無という感じでした。色で言うと黒と深緑が混ざった感じです。今朝方の夢に、両親が出てきて(母は滅多に夢で見ないですし、父親は今まで一度も見ていません)、ただの日常風景で、私はいつもの様に、母に生意気な口をたたいておりました。夢だと分かった瞬間、寝ぼけていたのか、また泣いていました。今まで夢を見て泣いた経験はなかったので、驚きました。
今日もCDを聴きました。今日は、森に入った瞬間に涙がじわっと出ました。
それは、前回と同じ安心する温かい涙です。自分の木の場所がもうわかっておりまして、そこへ早く辿り着きたいと駆けだしていました。その頃にはもう涙は止んでいました。木を感じた時、とても喜んでいる木の感覚で、わくわくしました。
実生活では寧ろ、誕生日前まで落ち込んでいたので驚きました。
最後のメッセージはありませんでしたが、前回のような暗い感じではなく、明るい光が柔らかく当たる感じでした。
(S.T.様 岩手県)